MCDRS詳細

【開発の経緯】MCDRSは、第1版が内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRST)「未解決のがんと心臓病を撲滅する最適医療開発(中心研究者:永井良三・東京大学大学院医学系研究科循環器内科学講座(当時))」(平成21〜25年度)においてサブテーマ「標準医療IT基盤の研究開発」(サブテーマリーダ:大江和彦・東京大学大学院医学系研究科医療情報経済学分野)の研究チームにより開発されました。また第2版は平成25年度厚生労働省臨床効果データベース整備事業において「自治医科大学・循環器疾患レジストリ研究拠点」により機能拡張されました。その後、複数の臨床症例登録事業に採用されるにあたり更なる機能拡張を文部科学省・科学技術振興機構(JST)のセンター・オブ・イノベーション(COI)プログラムにおける東京大学COI拠点「自分で守る健康社会」で続けています。

また、MCDRSがSS-MIX2標準/拡張ストレージのデータ取得機構を実現する際に利用しているSS-MIX2ゲートウエイシステム*も、MCDRSとは独立に東京大学COI拠点「自分で守る健康社会」で開発されたものです。

*SS-MIX2ゲートウエイシステム:特許6547961

【サーバ要件】詳細は資料ページからドキュメント(セットアップ手順書)をダウンロードして確認してください。概略は以下のとおりです。

DBサーバー:LINUX系のOSでJava8.x(CentOS7.X系又はRed Hat7.Xで動作確認済み)、Apache HBase1.2xが動作可能であること。

APサーバー:WindowsServer系またはLINUX系のOSで、Java8、Apache Tomcat8.5系が動作可能であること。(CentOS7.x又はRed Hat7.xを推奨)

Webサーバー:WindowsServer系またはLINUX系のOSでApache httpd2.xが動作可能であること。(CentOS7.X又はRed Hat7.Xを推奨)

SS-MIX2 GWサーバ(SS-MIX2ストレージとの連携を行わない場合は不要):WindowsServer系またはLINUX系のOSでJava7、Apache Tomcat7.xが動作可能であること。(CentOS6.x又はRed Hat6.xを推奨)
・SS-MIX2ストレージと同一サーバ、もしくはSS-MIX2ストレージをネットワークマウント等によって参照できる状態であること(セキュリティ上、SS-MIX2ストレージと同一サーバは推奨しない)

匿名化サーバシステム用APサーバ(匿名化対応表の保存を行わない場合は必要なし):WindowsServer系またはLINUX系のOSでJava7、Apache Tomcat7.xが動作可能であること。(CentOS6.x又はRed Hat6.xを推奨)

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